事業計画書には、そのNPO法人が定めた事業期間内に実施する事業の計画について記載します。事業計画書は、設立初年度と翌年の分を作成して提出します。
定款に定めた事業との整合性・関連性がある事業計画を立て、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与することを主たる目的としていることが明らかになるように記載し、第三者から見ても客観的に理解できるよう、具体的かつ簡潔に作成する必要があります。
また、実施する事業に関しては「特定非営利活動に係る事業」と「その他の事業」を分けて記載する必要があります。各所轄庁によって事業計画書の記載項目などが異なっているので注意が必要です。
基本的な記載事項は次のとおりです。
1 事業実施の方針 定款に定めた目的を達成するために、各事業を実施するうえでの年度別の方針を簡潔に記載します。 |
2 事業の実施に関する事項 事業名、事業内容、実施予定日時、実施予定場所、従業者の予定人数、受益対象者の範囲及び予定人数、事業費の予定額 |