設立趣意書には、法人を設立しようとするに至った経緯、設立目的、事業内容、法人格が必要な理由などについて、第三者でも容易に理解できるよう具体的に記載します。所轄庁によっては、過去の活動実績やNPO法人の設立に至る経緯を記入しなければならないこともあります。
設立趣意書を作成するときは、「なぜ法人化しなければならないのか」「なぜNPO法人でなければならないのか」をはっきりと伝えられるように記載します。
具体的には、現代社会の現状、背景、問題、原因やそれに対する社会的使命、そのためにどういった活動をしていくのか、これまでの活動状況(任意団体としての活動実績がある場合)、NPO法人格が必要となった理由、今後の活動への意思表明などを記載します。誰が読んでもわかるように記載してください。